Global Home

ホテルが増えている今だからこそ、きちんとホテルのことを考えたい。
私たちがホテルに求めているものは何か、と。ホスピタリティ、非日常性、寛ぎ、そしてステイタス。
そんなときに「ザ・プリンス 軽井沢」のリニューアルを知った。さて、どんなホテルになっているんだろう。

A Landscape With Trees And Grass

由緒と格式が息づく、当時のセレブたちも憧れたプリンスホテル。

日本を代表するリゾート、軽井沢。避暑地として、また四季それぞれの美しさに出会える場所として、多くの人たちから愛されてきた土地。そんな軽井沢のメインとなる場所に「プリンスグランドリゾート軽井沢」がある。
プリンスホテルの歴史はここ軽井沢から始まっている。もともと千ヶ滝地区にあった皇族・朝香宮家の別荘を改装し、1947年にホテルとしてオープン。その際に「プリンス・ホテル」と命名され、セレブたちの憧れとなった。そして1982年、南軽井沢に「軽井沢プリンスホテル新館( 現ザ・プリンス 軽井沢)」がオープンして今に至る。設計したのは戦後日本の住宅建築の基礎を築いたといわれる清家清。由緒ある地に生まれた名建築家によるホテルだった。

A Black And White Photo Of A House With A Car Parked In Front

いつかは泊まってみたい、あの「ザ・プリンス 軽井沢」が新しくなる。

日本のホテルブランドの先駆けとなり、そこにある歴史と由緒、そして格式を継承してきた「軽井沢プリンスホテル」。今では「プリンスグランドリゾート軽井沢」と呼ばれ、4つのホテルと2つの会員制ホテル、8つのゴルフ場、さらにショッピングモールなどもある一大リゾートエリアになっている。そんな「プリンスグランドリゾート軽井沢」にあるホテルのフラッグシップ「ザ・プリンス 軽井沢」がリニューアル。 2025年7月に全館フルオープンする。「ザ・プリンス 軽井沢」といえば池畔に佇む姿が印象的。客室では窓外に池畔越しのゴルフコースが広がり、その向こうに浅間山を望む絶景が楽しめる。軽井沢に来たら一度は泊まってみたいと、多くの人が思うホテルだ。

浅間山を見渡す、静寂を楽しむ。
客室にさらなる開放感と心地いい汗が流せるフィットネスも。

今回のリニューアルではまず、1~3階の計65室を刷新。ゴルフ場と浅間山を望むピクチャーウインドウを生かし、3階客室の窓際にはデイベッドを新設する。目覚めたときから緑にあふれた大らかな風景に包まれることができる、朝が楽しみな部屋になりそうだ。また壁紙や絨毯、家具も新調。まっさらな部屋で自然とともに寛げる空間が生まれる。
リニューアルは他にもある。3階フロアとスイートルーム宿泊者の専用ラウンジを3階に新設。落ち着いた設えのなかでドリンクや軽食が楽しめる。
1階には外廊下から直結するフィットネスが誕生。約80㎡の空間で、最新のマシンを使い、汗を流しリフレッシュできる。日々、健やかな心身づくりを心がけている現代人には、こういったフィットネススタジオは欠かせない。
ホテルのダイニングであるフレンチレストラン「ダイニングルームボーセジュール」とロビーも昨年の12月にリニューアル。クラス感ある食と迎賓の空間が生まれた。
さらに嬉しいことに、リゾート内の「晴山ゴルフ場」も昨夏リニューアル。坂茂設計のクラブハウスや嶋村唯史監修のコースなどで軽井沢の “開かれた社交場” になっているという。

自然も寛ぎもスポーツも揃った、ホテルとしての憧れがあるホテル。

自然の林から吹き抜けてくる風を感じ、葉擦れの音を楽しみ、土の匂いに癒される。そんな環境のなかにある、リニューアルされたホテルで、他にはない上質な時間を過ごす。そしてそこは軽井沢にある一大リゾートエリア。洗練されたブランドでのショッピングも気晴らしのゴルフも楽しめる。
ホスピタリティ、非日常性、寛ぎ、そして歴史とステイタス。ホテルに求められるファクトが揃ったうえに“ 世代をつなぐ森の五感体験”が得られる「軽井沢プリンスホテル」。さらにプリンスホテルは、都市型ラグジュアリーホテルもあり、海外にも広く展開している。多彩に進化するプリンスホテルにはホテルの憧れ。
※客室とラウンジのリニューアルは2025年4月10日~7月中旬にかけて順次オープン予定。フィットネスは2025年7月中旬オープン予定。